概要
ロシアのウクライナへの侵攻に対し、かつて原爆被害を受けた広島と長崎の地からも反対の声があがっています。原爆被害は、戦争の世紀と呼ばれる20世紀の中でも、人々が住む都市に対し、核攻撃が行われた歴史的な戦争被害の一つです。
しかしながら、多くの体験が語られてきた一方で、いまだに明らかになっていないことも数多くあります。被爆77年が近づく今も、埋めがたい空白を埋めようとする努力が続いています。
報道、学問の現場で現在行われている取り組みを紹介しつつ、未来に向けてどのように原爆被害を語り継いでいくのかを、改めて考えます。
プログラム
中国新聞の原爆報道と連載「ヒロシマの空白」の試み
中国新聞社編集委員。東京大学文学部卒、中国新聞社入社。報道部、備後本社で記者を務め、被爆70年の企画「伝えるヒロシマ」などの取材を担当。2019年から、埋もれた原爆犠牲者や被爆前の広島の街の姿を追う連載「ヒロシマの空白」を続けている。

写真は語りかける
長崎大学核兵器廃絶研究センター特任研究員。一般社団法人「長崎みんな総研」理事。明治学院大学国際学部卒。2016-2020年にかけてヒバクシャ国際署名のキャンペーンリーダーを務め、被爆者とともに国内外で1370万筆の署名を集める。

「被爆体験証言」と語られないもの
広島市立大学広島平和研究所准教授。早稲田大学第一文学部卒、九州大学大学院比較社会文化学府博士後期課程修了。博士(比較社会文化)。長崎大学多文化社会学部客員研究員などを経て、2021年より現職。専門分野は、原爆被害の記憶・表象研究。

中国新聞創刊130周年記念 吉永小百合さんによる原爆詩の朗読
吉永小百合さんは35年余にわたり、原爆詩の朗読をライフワークとしています。CD「第二楽章」に12編を収録しているほか、2011年には英オックスフォード大で大平数子作「慟哭」を読み、大きな反響を呼びました。
「慟哭」と峠三吉「原爆詩集 序」、栗原貞子「生ましめんかな」朗読の模様と、中国新聞ヒロシマ平和メディアセンターの森田裕美記者によるショートインタビューの録画映像を公開します。
※放映時間は、予定時刻です。当日の状況により変更もございますので、あらかじめご了承ください。

長崎大学核兵器廃絶センター客員研究員・特定准教授。一橋大学大学院修了(社会学博士)。Journal for Peace and Nuclear Disarmament(長崎大学発刊)の編集長補佐を務める傍ら、被爆後・戦後の長崎史を研究。

広島市立大学広島平和研究所准教授。専修大学大学院文学研究科歴史学専攻博士課程単位取得退学、ドイツ・オルデンブルク大学博士(政治学)。専門分野はドイツ近現代史、平和運動・平和思想史。

チラシのダウンロードはこちら
参加申込
開催概要
B:中国新聞ホールでの視聴/400名
※ご参加には事前に参加申込が必要です。下記のAかBのいずれかを選択の上、お申し込みください。
A:パソコンでの視聴をご希望の場合
下方の参加申込はこちらからお申し込みください。
なお、今回のシンポジウムでは事前に質問を受け付けます。
講演者にご質問がある場合は、お申し込みの際にご記入いただけます。
参加申込フォームに記入欄(150文字)がありますので、ご利用ください。
申込締切 2022年7月11日(月)まで(先着500名)
(お申し込み後のキャンセルのご連絡は不要です。)
※申込フォームに移動します。
※申し込み後、3分以内に受付完了メールが届かない場合は、申込時のメールアドレスの入力ミスが考えられます。大変お手数ですが、再度お申し込みをお願いいたします。
▶お問い合わせ 20220718シンポジウム運営事務局/Email:symposium-hiroshima2022@h-achieve.com
B:中国新聞ホール(広島市中区土橋町7-1)での視聴をご希望の場合
ホールのスクリーンでライブ映像を上映します。往復はがきに、以下の通りに記入してお申し込みください(はがき1枚につき2人まで)。後日、返信はがきでお知らせします。応募多数の場合は抽選(定員400名)。
申込締切 2022年7月4日(月)必着
【往信オモテ】〒730-0854 広島市中区土橋町7-1 中国新聞企画サービス「平和シンポジウム」係
【往信ウラ】来場者(2人まで)の郵便番号・ご住所・お名前・電話番号
【返信オモテ】ご住所・お名前
【返信ウラ】何も記入しないでください。
▶上映会お問い合わせ ☎082(236)2244
※新型コロナウイルス感染防止のため、ホールでの上映は急遽中止する場合があります。
ライブ配信
入室ボタン
接続にはユーザー名とパスワードが必要です。(別途お送りしております、招待メールに記載しております。)
※ユーザー名とパスワードのない方はご視聴できません。
2022年7月11日(月)までは、参加のお申し込みが可能です。
配信日時
シンポジウムの開催は、7月18日(月・祝)13:30~16:30です。
ご参加(入室)は、13:20から可能です。
参加方法
当サイトの参加申込フォームからお申し込みされた方には、20220718シンポジウム運営事務局(symposium-hiroshima2022@h-achieve.com)より、当日のシンポジウム参加(入室)に必要なZoomウェビナーのURLとパスワードをお送りします。
20220718シンポジウム運営事務局からのメールに記載されたURLをクリックしてZoomウェビナーに接続してください。
ご参加(入室)は13:20からです。
参加者の顔は映りません。(参加者のマイクとカメラはオフ状態になります。)
参加者のチャット機能は使えません。
当日のZoomウェビナーへの接続やご視聴に関しての詳細は、お送りするご案内メールにてご確認ください。
ご視聴に関してご不明な点がございましたら、以下をご参照ください。
推奨環境については、ここをクリック
※本シンポジウムに関して、許可なく、録音・録画・撮影・保存・公開・拡散することを禁じます。
参加における注意事項
- 本シンポジウムは、Zoomウェビナーを用いたオンラインでの開催となります。円滑なライブ配信への準備に努めてまいりますが、シンポジウム当日、通信環境等の不測の事態が生じた場合には、配信が不安定になることがございます。予めご了承ください。
- スマートフォン、タブレットからの参加も可能ですが、画面サイズ上、PCからの参加を推奨します。
- 参加者1人につき、1台の端末をご使用ください。(参加申込をいただいた人ごとにURLとパスワードをお送りします。)
- 本シンポジウムに参加する際のインターネット接続費用、通信費用等は参加者ご自身でご負担ください。
推奨環境
本シンポジウムのライブ配信にはZoomウェビナーを使用します。
参加者の端末環境(PC、タブレットなど)やインターネット通信状況によっては、シンポジウムにご参加いただけない場合や、接続が不安定になり映像や音声が乱れる場合があります。
ご参加いただく際の環境について、推奨環境は以下のURLからご確認いただくことができます。あらかじめご参照ください。なお、本シンポジウムでは参加者のカメラとマイクは自動的にオフになります。
https://support.zoom.us/hc/ja/articles/201362023
お問い合わせ
ご不明な点がございましたら、以下までメールでお問い合わせください。
20220718シンポジウム運営事務局
E-mail:symposium-hiroshima2022@h-achieve.com